先を見据えること
急に涼しくなり秋らしい気温になってきました。
夏が大好きな(厚)さんとは反対で暑いのが苦手な私にとって過ごしやすい季節がやってきました(^^)/
秋は美味しい食べ物がたくさんあったり、かわいい秋物の洋服が出たりと
食欲も物欲も絶えないですが(笑) 好きな季節です。
さて、普段はパソコンの前にいることが多い私ですが時々建築中の物件を見て回ることもあります。
最近は小金井市・小平市・練馬区周辺の物件を見に行ってまいりました!
更地の物件から
基礎工事・上棟中・完成直前現場・完成現場と
どの工程を見ても人の手で作っていると思うと本当に不思議な気持ちになります。
各業者さんはもちろんのこと、大工さんってすごいなと改めて思いました。
そんな大工さん・・・
年々と職人さんの人口が減ってきているのが現実のようです・・・。
国勢調査の結果によると1970年代に比べ約40年で半数に減っていることが分かります。
原因としては、大工人口を支えていた世代の高齢化・若年層の少子化が主な理由だそうです。
それ以外にも
・就労への考え方の違いによる若年層の離職率の高さ
・コスト競争による工務店の淘汰の進行
など様々な理由があるようです。
”家をつくる” というカッコよさのある反面で厳しい労働環境があるのも事実だと思います。
しかし!!
このような職人さんの減少をなんとかしようとプロジェクトを組み実施している会社があるんです!
先日そんな素晴らしい会社(P社さん)を見学させていただく機会がありました。
どのような取り組みをしているかというと、
建築訓練校をつくり自社内で職人を育成するというプロジェクトです。
※2014年この訓練校がデザインや構造だけではなく、建てられた背景も考慮されグッドデザイン賞に輝いたそうです。
コンセプトは ”働きながら学ぶ”
成長することがなかなか難しい職人ですが、教育のプログラム化をすることで育成環境を整えたそうです。
お金も時間も果てしなくかかる事業に感じますが、
職人不足という未来を見据えた素晴らしい企画だなと感じました。
実際に職人不足で困っている会社が多い中で、
他社に職人を貸せる・工事を請け負える状況をつくることができているそうです。
そんな取り組みをしている会社もあるということを知り、
たくさんの刺激をもらうことができました。
”家をつくる”
という仕事に関わらせていただいている毎日ですが、日々自分の無力さを感じています。
自分にできることは企画と業者さんがスムーズに進むような日程管理しかできることがないからです。
実際つくっているのは私ではありませんが、
少しでも早く、少しでも品質の高いQualitiAをたくさんお届けできるように頑張ろう!!
という気持ちだけは大工さんに負けずに思っております。
P社さんのプロジェクトを通し学んだ ”先を見据えること”
を小さなことから実行できるようもっともっと経験を積んでいきたいと思います。
これからも進化していくQualitiAを宜しくお願い致します(*^-^*)
吹付けとサイデイングを組み合わせた新しい風
~QualitiA東町4丁目~ 全4棟
是非是非機会があれば一度ご覧になってみてください☆☆
以上、(A)でした!!(*’▽’)/