非効率?
こんばんは、(本)です。
連日の猛暑、若い頃は大して気にならなかったような
気がしますが、さすがに厳しい年齢になりました。
皆様も体調管理にはくれぐれもご注意を。
話は変わりますが、最近はAI(人工知能)とやらの開発が
進んでいるようで、コンピューターが人に代わる時代が
先々は来ると聞きました。
日本においては少子高齢化が進むこと、様々な物事の効率化が
図れることから歓迎されていることなのかと思いますが、
これが日本の高度経済成長期であったならば、我々の仕事を
奪うなと大ブーイングだったのでは。なんて思ったりもします。
いつの日か、私たちの仕事場である住宅業界にもそのAIの波が
押し寄せてくるのかと思います。
若しくは、押し寄せつつあるのかもしれません。
事務に関しては効率化が図れることは非常に良いと思います。
しかしながら、家造りに関しては任せられません。
AIとは違う話になりますが、とある戸建分譲業者は
画一化されたプラン、最低限の設備、極限まで工期を短縮して
商品を作り、提供しています。
これは効率を最大限に考えた上での結果だと思いますし、
こういった建物が求められている現実がある以上、
それを否定するつもりもありません。
しかし、私たちは効率だけではなく、非効率にも価値を
見出したいと考えています。
何度もプランを練り直し、先端と設備を取り入れ、工務店が
納得できる仕事ができるだけの工期を取る。
見る人によっては無駄なのかもしれませんが、造っている商品が
住宅という高額なものであるからこそ、時間も手間も掛けるべきと
考えています。
上場しているような大手さんにはネームバリューでは勝てないかも
しれません。
しかしながら、私たちは家造りの面において並び、超えられるよう、
日々精進します。